はじめに
社会人になって、一番きついなぁと思ったのは、自分のラインに自己肯定感の低い、コンプレックスの塊みたいな人がいた時なのですが、この時のことをメモしておこうと思います。
人を貶めないとコンプレックスを補えない人がいる事実
私が社会人になった頃は、私の所属する組織は今ほど穏和ではなく、世の中でも結構有名になる感じの「激務」な組織でした。
それでも、私が入った頃にはそれより前に比べ、かなりよくなったとは聞きましたが、それはおそらく、「最近の若いものは、俺が若かった頃は理論」だと思います。
そんな私の所属する組織で、私が難しいなぁと思ったのが、コンプレックスの塊のような、異様なほど自己肯定感の低い人たちとのやりとりでした。
言わずもがな、当時の私は新入社員なので、仕事のことなど右も左もわからなかったのですが、折に触れて、「お前の方が良い学校出てるんだから」、「お前の方が優秀なんだから」とか、そういう言葉を使いながら、仕事ができる自分を印象付けたいのか、なんだかよくわからない時間が流れていくことがありました。
正直、何を返したら良いのかよくわからなかったのですが、現場での経験や知識が培う能力と、入社までに培ってきた学業的な専門性が、その時点では業務と全く合致していない私ができることなど、ほとんどないと言うのは私には明らかだったんですが、まぁ、当の本人も若かったこともあり、その辺の区別もつかなかったのかもしれません。
ただ、私に見えていたのは、人を貶めないと、自分のコンプレックスを補うことができない人が世の中にはいるんだと言う事実と、同時に、なんだかなぁと言う消化不良な感覚でした。
コンプレックスは他人では解決できないので、そんな人とは早く距離をとったほうが良い
私は、自分自身の主体と客体の使い分けが上手いと言うか、使い分けになれているので、こう言う状況を多少の傷を負いながらでも、のらりくらりとくぐり抜けることができます。
当時、そんなことを意識していたかどうかはわかりませんが、まぁ、おそらく全力で走り抜けていたので、意識はしていなかったと思いますが、それでもなんとかなりました。
ただし、自己肯定感の低い人のターゲットになってしまった場合に、私が最もお勧めする方法は、自信があれば相手を叩き潰す、不安であれば、距離を置くです。
学生が就職して、最初の職場にそういった類の人がいないことを心から願いますし、そうなってしまった場合、組織のサイズ等によっては、どちらも難しいことは重々承知の上ですが、もし、組織に所属しながら距離を取ることが難しかったら、所属する組織を変えるのも一案だと思います。
とにかく、自分の人生の主人公は自分であることを忘れずに、自分をコンテンツとして消化しようとしてくる人との関係は、常に考えておいたほうが良いと言うのが、私の考えです。
まとめ
- 世の中には、コンプレックスが強く、自己肯定感が異様に低い人がいると言う事実に関して記録しておきました
- 私はのらりくらりとやるのが得意なので、多少の傷を負いながらでもなんとかやり切ることができましたが、もし、近くにそんな人がいるようであれば、適切に距離を取ることをお勧めします