2021年をどんな年にしたいか

はじめに

一年の抱負と言うとちょっと大げさですが、今年一年をどんな年にしようかと言う、大まかな方向を持っておいた方が、有意義に時間を過ごせるという点に関しては、あまり異論も出ないと思います。

いつのころからか、こういうことも考えるようになったので、2021年に関しても大まかな方向性を決めておこうと思います。

役割の整理

人間だれしも、複数のコミュニティーに所属しており、そのコミュニティの数だけの顔があると考えると、それはつまり、それだけの役割があるということで、まずは、私の役割を整理しておこうと思います。

プライベートでの役割

プライベートでは、主に以下の役割を担っています。

  1. 妻にとっての夫
  2. 娘にとっての父親
  3. 両親にとっての息子
  4. どの関係からも切り離された個人

社会人としての役割

社会人としては、以下の役割を担っています。

  1. 駐在先での社員
  2. 日本での所属先での社員

役割毎の方向性

各々の役割に対して、今年はこんな感じでいろいろと進めていこうと考えています。

プライベートでの役割

  1. 妻にとっての夫
    家族を構成するための最小限の単位であり、私の人生で両親に勝るとも劣らない、最大の協力者たる妻にとって、同じく最大の協力者たる夫となれるように、今年も精進します。

    なかなかできた妻なのですが、それでも初めての子育てを、単独で海外でやるのはなかなか大変なことと思うので、妻のストレスが少しでも軽減されるように、色々と気を遣って行こうと思います。例えば、休みの日は子供の世話を見て、妻が一人になれる時間を確保するとか、妻が苦手にしている家事を気が付いた時にやっておくとか、そういったことが、夫としての活動の方向性になると思います。

  2. 娘にとっての父親
    我が家の娘も、2歳を過ぎ、お転婆に磨きがかかっています。この先、色々な発見や、チャレンジをすることになると思いますが、父親としては、何にでも挑戦し、達成することの喜びを覚えて欲しいと思うので、基本スタンスは本人の挑戦を応援するサポーターとしての活動が主な活動になるかと思います。

    一方で、まだ2歳を過ぎたばかりではありますが、お転婆が過ぎてお行儀の悪いところまで行っている部分も見受けられるので、その辺は3歳に向けて少しずつしつけていかなければならない部分かと考えています。食べ物を粗末にしない、人に乱暴にしない、そんな、人として基礎的な部分を、彼女が自覚できるような年にできると良いかなと思います。

  3. 両親にとっての息子
    この役割は、両親の加齢もあり、そろそろ役割に求められていることが転換点を迎えようとしています。今年、母がついに現役引退をすることになっているので、80歳を区切りとして、老後の生活をどうするのかをまじめに考えなければなりません。

    駐在員と言う立場上、顔を見るために頻繁に一時帰国することはできませんが、帰国した時ぐらいは、娘を連れて実家でしばらく過ごすとか、2020年あたりからなんとなく習慣的に行いだした、週末のテレビ電話を継続するなど、コミュニケーションの頻度を上げる工夫をすることで、両親が少しでも幸せな老後を過ごしてもらえるように工夫しようと思います。

    あとは、もしこの先Covid-19の件が落ち着くようだったら、ぜひともアメリカに遊びに来てもらって、しばらくゆっくりしてもらえればいいかなと思います。

社会人としての役割

  1. 駐在先での社員
    日本では単なる平社員の私も、駐在先ではそれなりのポジションについて、それなりの仕事を行っています。この仕事は、取引先が日本の所属元組織であり、双方で立ち上げから担当しているため、色々とノウハウや、知識が個人に属している部分が多いため、これを人が変わったとしても問題無く進められるような形に仕上げなければならないと考えています。

    アメリカではJob Securityと言う概念があるので、自分の仕事を誰かがやれるように整えるという話は考え難いかもしれませんが、ここはアメリカにある日本の会社なので、赴任してもうすぐ3年を迎える私は、人事ローテーションなどによっていつ私の後任が派遣されるかもわかりませんので、その方が大きな問題なくこちらで責任を持って業務を執り行えるように整えておくのが、今の私に求められる一番大きなタスクかなと思います。言語の問題があるので、なかなかすぐに来てぱっとできるようになるとは思いませんが、言語の問題が無ければすぐに来てぱっとできるような状態にまではしておこうと思います。

  2. 日本での所属先での社員
    私がアメリカで進めている仕事のほとんどは、日本での所属先の部署とは違った仕事をしているのですが、ほんの一部は、日本の所属先の部署の仕事をしています。この仕事も、立ち上げるのにかなりの時間がかかりましたが、それでも何とか立ち上がり、今年一年はそれなりの成果も出すことができました。

    この仕事は、今が下準備であり、本当の成果はこれから出すところなのですが、実際にそこまでたどり着けるかどうかは、多分に全社の方針によるため、自分だけではどうにもなりません。あとは今年度の着地に向けて、残されたタスクを確実にこなすところと、来年の活動に向けたアピールをするところかなと思います。

どの関係からも切り離された個人としての方向性

これらの活動を無事に行えるように、どの関係からも切り離された個人たる私は、今年一年をどのように過ごしていけばいいのでしょうか。もちろん、答えなんてどこにもないのですが、今年は、以下の3点を中心に考えていこうと考えています。

  1. 健康
    40歳を過ぎてこまごまと体の不調が出始めている感覚があります。5年前は何事もなくできていたことが、できなくなったなと思うことが増えました。一方で、サラリーマン人生は、最長で65歳まで続くと思うと、まだまだ中間地点までも達していません。役職定年の55歳を一定の到達点と考えても、まだまだ折り返し地点です。残りの人生を、有意義に過ごすためにも、今までの様な馬力に頼った生活・仕事の進め方ではなく、この先は一定の出力を継続できるように、健康に最大限の注意を払い、日々過ごしていこうと思います。

    具体的なアプローチは、睡眠時間の確保、運動習慣の回復、適切な食生活の継続と言う、いたって基礎的ですが、達成するのがなかなか難しいことだと思います。ここは、個人としての活動に加え、家族も巻き込んで健康的な暮らしを実現しようと思います。

  2. 時間
    言うまでもなく、時間は健康の次に大切な資産です。サラリーマンは雇用契約を結んだ瞬間に、自分の人生の多くの時間を会社に提供する代わりに、その対価として給与を得ます。この給与は基本的には労働力の再生産のために使われるべきなのですが、後のお金の話と相まって、できるだけ早く労働者としての立場から精神的に独立するために、私はこの一部を投資に回しています。この、投資から再生産される収入がある一定程度になったら、今度は時間を節約するために収入を投資していこうと考えています。ここに至るまでにはもう少し時間がかかりそうですが、それでも、それなりの規模にはなってきたので、残りの人生で一番若い今の時間を買うために、効果的な支出はそろそろしていこうかと考えています。

  3. お金
    これは、先の時間とも相まっていますが、基本スタンスは時間を買うためにお金を使うことはありだと考えています。一方で、金融資産から意味のあるサイズの収入を得ようと思うと、それなりの種銭が必要になり、種銭を作ることが最優先になります。ここに関しては、2020年末までに一つの目安は超えましたが、まだまだ十分なサイズではないので、引き続きこれまでと同様のペースで資産形成は続けるものの、関係する誰にとっても幸せな使い方だと思えるお金であれば、それは躊躇なく使って行こうとも思っています。この辺は、家庭のお金の話なので、妻ともじっくり相談したうえで、進めていこうと思います。

まとめ

  • 2021年の方向性に関してざっくりまとめました
  • いつでも参照可能なところにまとめておくと、折に触れて振り返られるので結構便利です
  • これを受けて、今年の具体的な目標を近々まとめようと思います

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