はじめに
MOはそろそろかともうと言う投稿を先日しました。MOよりも回復の道のりは遠いとは予想されますが、Shellに関してもそろそろなんじゃないかと思うので、メモしておきます。
世の中の状況
これを書いているのは、10月中旬です。現在のCOVID19の状況は、アメリカに関して言えば、7月下旬の最盛期を何とか乗り越え、このまま落ち着くかと思っていたところですが、感染の中心がTexas/Floridaと言った南部の州からMichigan/Wisconsinと言った北部の州に移動しています。一方で、ヨーロッパも改めて感染が拡大し、Parisなどは夜間外出禁止にするとか、しないとかと言う話をしています。
これまでの傾向からすると、一度上向きだした感染はすぐには抑えきれないためアメリカではまた驚くべき数字の感染者、陽性率になっていくことが予想されます。また、時期的にインフルエンザの季節に差し掛かってきているため、それも相まって、命を落とされる方の数も例年よりも増えるかもしれないと考えています。
一方で、感染拡大も第三波になり、人類の方も感染拡大の都度知恵を付けてきたこともあり、COVID19だけが原因で重篤な症状をあらわす人の数は感染者における割合と言う観点では低下していくかもしれません。ただし、インフルエンザの季節でもあるので、ここの数をうまくコントロールできるのか?は一つのポイントになりそうです。
エネルギー関連はそろそろじゃないか?
と言う外部環境の前提を考慮し、今年中に何かが劇的に良くなるとは思えないものの、ワクチンの開発に関する様々なニュースが飛び交う中で、人類はCOVID19に対する処し方を徐々に学んできていることもあり、そろそろエネルギー関連の株価は底を付けるのではないかと考えています。
EIAのサイトを見るとこんなことが書いてあります。
これを見て分かるのは、アメリカでは予想通りですが、ほとんどの消費は自動車の燃料となっているようです。motor gasolineとDistillate fuel oilはいずれもガソリンとディーゼル燃料と思って間違いなさそうです。その次のHydrocarbon Gas Liquidは石油ガスの様ですが、このページからは用途みたいなものへは飛べませんでした。そして、ようやく4番目に飛行機などのJet燃料として利用されるjet fuelが来るようです。ただし、その割合は少量全体の8.5%ほどの様です。
COVID19の影響をもろに受けいているのが航空業界で、その煽りを受けてJet fuelの消費が落ちているという話はもちろん分かるのですが、だとしたらさすがに煽られ過ぎじゃないか?と思ってしまいます。一方で、部屋の窓から外を眺めると、元通りとは言えないかもしれませんが、それでも3月の当初と比べたらはるかに大量の車が道路を走っていることが分かります。また、ガソリンの値段も最低の時は$1.30を切るぐらいの水準まで落ち込みましたが、今では$1.70ぐらいまでは回復してきており、この値段自体は少し安いかな?とは思うものの、Dallasでは至って順当な値段かなと思います。
一方で、投資をやっている人のBlogなどを見ると、流れがハイテクグロースにだいぶ傾いているみたいで、たばこやエネルギーの話をする人などほとんどいません。ハイテクとヘルスケアがこの世の春を謳歌しています。
と言う状況に鑑みると、エネルギー関連の株はさすがに売られすぎでそろそろ底が近いんだろうなと思います。事実、最近私が少しずつ買い進めているRDS.Bの株かも3月の底近くまで下がってきてはいるものの、さすがにそれ以上は下がらない、そんな価格帯まで来ています。
エネルギー関連は買いか?
世の中の行く末が見通せない今の状況でエネルギー関連の株を買うのは大きなリスクを伴うことは誰もが承知だとは思いますが、だからこそ今が仕込み時なのではないのかとも思います。
私は多分、逆張りが好きな性格のようなので、リスクを抑えつつもここからしばらくはエネルギー関連の株を買い進めていこうと考えています。
まとめ
- COVID19の感染が再度拡大する中で、自分はどのような考えに基づきRDS.Bの買い増しを行うかをメモしました
- 半年後、1年後に振り返った時にこの判断が正しいものであることを心から祈ってます